俺のホビー!!ほぼシェリダンスタイルカービング(゚д゚)(。_。)ウン!

さんた屋さんのミニスコヤ(ミニR定規つき)を治具にして刻印を綺麗に打ってみる。



こんばんは(^^)

福島県福島市の自宅兼工房でレザークラフト教室、革製品の製作などをしています。Handmade leather goods t.kannoです。
*現在教室はお休みさせて頂いております。

今回はなんとなく思い付いた事を書いてみたいと思います。

シーダーについてです。
これはクラフト社の通常刻印のS705とSK刻印のSKS705ですね。とっても優秀な刻印だと思います。
さんた屋さんのミニスコヤ(ミニR定規つき)を治具にして刻印を綺麗に打ってみる。_a0228364_21292372.jpg

フラワーカービングだと花の中心、雄しべですかね?
こんな感じで使うと思います。
さんた屋さんのミニスコヤ(ミニR定規つき)を治具にして刻印を綺麗に打ってみる。_a0228364_21350590.jpg
これは気が向いた時に作っている花のサンプルです。こういうのはいっぱい作ってるんですが大切に保管してます。

僕の感覚なんですが、シーダーって結構難しい刻印だと思っています。。。
ホントに少しズレちゃっただけでガッカリな感じになることもあります(^^;;

これってほんの少しのズレなんですが花の中心になる部分だから目立つんですよね、、
1mm?0.5mm?そんな感じのズレです。
さんた屋さんのミニスコヤ(ミニR定規つき)を治具にして刻印を綺麗に打ってみる。_a0228364_21402095.jpg


フラワーカービングの中でもシェリダンスタイルカービングだと花芯にシーダーよりフラワーセンターっていう刻印の方が多く使われかもしれませんね。
さんた屋さんのミニスコヤ(ミニR定規つき)を治具にして刻印を綺麗に打ってみる。_a0228364_21374976.jpg

このフラワーセンターっていうのは本来は複数シーダーを打って表現する花芯を簡単に1発で表現できるように作られた、シーダーの簡略化刻印だと思います。
フラワーセンターは最初から正確に溝掘りされているシーダーの集合体だからどうやったって綺麗な花芯を表現できるんです。
1発打ちだから楽ですしね(^^)

ただ、当たり前なんですが、フラワーセンターって1本につき1種類の花芯しか表現できないんですよね。
同じ種類、大きさの花を同じ大きさのサークルで整然と並べた感じのシェリダンスタイルの図案なら逆にその統一感が良い表現になると思いますが、色んな種類、大きさの花を盛り込んだ自由な図案だと全部同じフラワーセンターだとちょっとへんな感じになると思います。
僕はどちらかというと色んな花を盛り込むタイプなのでフラワーセンターってかなり持ってます。同じ種類でもサイズ違いとかもありますね。
さんた屋さんのミニスコヤ(ミニR定規つき)を治具にして刻印を綺麗に打ってみる。_a0228364_21542301.jpg

あればあるほど便利なんですが、1本につき1つの表現しかできないから集めだすとキリがないです。

そこでシーダーです。
シーダーって1粒をいくつも並べて1つの花芯を作るから自由度が物凄く高いんです。

これを楽に綺麗に打てればとても素晴らしいですよね。

まずは試しにこんな感じのRで花芯の外周雄しべをシーダーで表現してみようと思います。
さんた屋さんのミニスコヤ(ミニR定規つき)を治具にして刻印を綺麗に打ってみる。_a0228364_22020154.jpg

色んな方法があると思うんですが、今回はラインに沿うようベベラ打ち
さんた屋さんのミニスコヤ(ミニR定規つき)を治具にして刻印を綺麗に打ってみる。_a0228364_22450228.jpg

ベベラが終わりました。
さんた屋さんのミニスコヤ(ミニR定規つき)を治具にして刻印を綺麗に打ってみる。_a0228364_21583468.jpg

その段差に合わせてシーダーを打っていきます。
さんた屋さんのミニスコヤ(ミニR定規つき)を治具にして刻印を綺麗に打ってみる。_a0228364_22022498.jpg

こんな感じです。
曲線から外れず、粒どおしが重ならないよう気をつけて打てば綺麗に決まると思います。
さんた屋さんのミニスコヤ(ミニR定規つき)を治具にして刻印を綺麗に打ってみる。_a0228364_22034252.jpg

この作業を治具使ってみたらどうなんだろう?と思ったのが実験のきっかけだったんですが、早速実践してみましょう。

多くの作り手さんが活用している姿をみますね(^^)
さんた屋さんのミニスコヤ(ミニR定規つき)を治具にして刻印を綺麗に打ってみる。_a0228364_22065503.jpg

今回は15のところで実験です。
まずは鉄筆で印付け
さんた屋さんのミニスコヤ(ミニR定規つき)を治具にして刻印を綺麗に打ってみる。_a0228364_22083617.jpg

先程と同様、ラインに沿うようベベラ打ち、
さんた屋さんのミニスコヤ(ミニR定規つき)を治具にして刻印を綺麗に打ってみる。_a0228364_22091702.jpg

ベベラ終わりました。
さんた屋さんのミニスコヤ(ミニR定規つき)を治具にして刻印を綺麗に打ってみる。_a0228364_22134742.jpg

その後ベベラ打ちしたラインからシーダー1粒分R定規に内側に入れて
さんた屋さんのミニスコヤ(ミニR定規つき)を治具にして刻印を綺麗に打ってみる。_a0228364_22091883.jpg

R定規を固定し、シーダーはR定規に合わせて打っていきます。透明だから手元が見やすいです。
さんた屋さんのミニスコヤ(ミニR定規つき)を治具にして刻印を綺麗に打ってみる。_a0228364_22083889.jpg

終わったので離してみました。
とても良い感じじゃないでしょうか?
R定規に合わして刻印を打った訳だから治具どおりのRがでますよね。
さんた屋さんのミニスコヤ(ミニR定規つき)を治具にして刻印を綺麗に打ってみる。_a0228364_22124850.jpg

んっ?なんか他にいい手順がありそうだな?とも思っているんですが、今後の製作活動の何かのヒントになればと思いました。

シーダーって使いこなせるようになると、急に表現力が上がる刻印だと思うので少しでも綺麗に自分が思う通りに打てるようになれると嬉しいですね(^^)

それにしても治具って偉大です♪


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by tkanno4649 | 2019-07-06 23:04 | レザーカービング | Comments(2)
Commented by angie at 2019-07-08 21:39 x
シーダー打ちはすごい苦手でほとんど
きれいに打てたことがありません。
この方法だときれいに打てそうです。
今度やってみます。
すごくナイスなアイディアだと思いました。
研究熱心なt.kannoさんらしい発想ですね。
Commented by tkanno4649 at 2019-07-09 00:11
> angieさん
シーダーって難しいですし、ちょっとズレちゃっただけで変になってガッカリする事多いです。
ブログ記事書いてから色々なアイデアも浮かんだんですが、円定規なんかも良いかもしれませんね。あとは身近なところで一円玉とかペットボドルのキャップ使ったり。
ショップの社長さんから身近なもの使うのも良いよ。なんて言われたのを思い出しました(^^)
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