俺のホビー!!ほぼシェリダンスタイルカービング(゚д゚)(。_。)ウン!

カテゴリ:レザークラフト工具( 13 )

アジャスタブルクリーサー、ベンナー、そしてバイク納車!

こんばんは!

福島県福島市の自宅兼工房でレザークラフト教室、革製品の製作などをしています。Handmade leather goods t.kannoです。

ここ最近本当に調子が優れなかったのですがやっと復活してきた感じで、順を追ってオーダーメイドの打ち合わせなど開始させて頂いております。本当に長い期間お待たせしているオーダー主さま大変申し訳ありませんが今しばらくお待ちください。

新たな商品の取り扱いを開始しますので、使用方法や印象をお伝えしたいと思います。
まずはアジャスタブルクリーサーからです。

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日本の工具で言うとネジ捻に近い工具でアメリカでは30年は前から存在している工具です。
アメリカの説明書を読むと、菱目打ちの印付けではなく装飾を施す工具として紹介されています。

この工具なんですが、以前からダンディーで比較的安く販売されていた工具だったんです。でもダンディーの商品全般が凄く値上がりしちゃったんです(^^;;
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生産国は台湾です。
(台湾製は基本的に品質が高いです。中国製と比べるのはかわいそうです。)
ちなみに僕が愛用しているZIT TOOLさんのTAKING 801BK 革漉き機も台湾製ですね♪

ひと昔前より高くなってしまったにも関わらず、今回取り扱おうと思ったのは使い方によっては本当に様々な使い方ができ僕も愛用しているからです。
それでは特徴から♪
ネジ捻同様、右のネジを回す事で幅を変える事ができます。ネジ回しが小さいのがわかりますか?
使い始め、この小さなネジ回しのせいで回すのに一苦労する事もあると思います。指でどうしても無理な感じだったらペンチなどを使って無理な力を加えず回してみてください。
ネジ回しのところ大きくすれば良いじゃないか!と思うこの不便な小さなネジ回し。理由がありますので後ほど♪
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ここが一番面白いところなのですが、右と左の先端の太さが違いますよね!
これは意図的にこうなっています。右側が約2ミリ、左側が約1ミリです。
あと重要なのが高さが同じ。というところです。これも後ほど♪
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使い方なのですが、基本的には押して線をつけますが引いても大丈夫です。
あと特殊なのは2種類の持ち方があることです。

まずはネジ捻っぽく。
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それで、逆にしてこんな使い方も!
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両サイドの高さが同じで、上のように使える、またネジ回しが小さいので死角があまりない。という事で左利きの方でもご使用になれます!

僕はこれを主に菱目打ちなどの穴開けのガイドとして使っています。
ヨーロッパ目打ちの時は2ミリの方、
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菱目打ちの時は1ミリのほう
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丁度良い感じですね(^^)
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特に2ミリのラインをつける時の幅調整の仕方なんですが、
今回はコバから5ミリとってみます。
まずはコバから5ミリのところに目打ちで印を付けます。
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その印の中心に線がつくようにネジ回しを回して幅調整をしてください。
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間違えなく正確に線をつける方法です。
これはネジ捻を使う際もおススメの方法です。

ちなみに完璧に幅を決めたいのであれば最初から幅の決まっている溝ネンがベストだと思います。
フロンティアさんの溝ネンですね♪

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僕はコバから2.5ミリのところにステッチをいれる事が多いです。
溝ネンは万能工具でありませんが最初から完璧な幅がでているのでステッチ幅が決まっている方はこちらの方が正確です。

僕は革がお仕事なので多くの製品を効率よく正確に作るため溝ネンに頼る事が多いのですが、コバからのステッチ幅を色々変えたりして色々な作風を楽しみたい方には、ネジ調整できる捻が良いのでは?と思います。

最近ヨーロッパ目打ちを使われる方も増えてきたと思います。太い線が引けるので、目打ちって線のどこに合わせたら良いの?という問題が解消されると思います。
そう、線の中に入るように穴開けするだけです(^^)

最近ではいろんなところがこぞってネンと名のつく工具を販売していますが大体は中国製です。それで実は僕も中国製のものを何種も取り寄せてみました。そして実際に使って思ったのは「中国製でも中にはとても良いものがある。」ということです。
でも金属に関しては信用していないです。同じ製品でも磁石つけてみたりすると、バチっとつくものもあればほとんどつかないものとかあるんです。個体差がある、、まあ、混ぜてるんだと思います。
見た目は良いのですが、信用できない工具に身を委ねることってできないです。なので引き出しの奥行きです。
もっと言いたいことはあるんですけどね。
あるところで買った中国製の工具なんですが、ハイス鋼だっていうから買ってみたら、最近になって「ハイス鋼より硬度の高いステンレス」ということになっていました!信用できないですね。
おっと!久々にクレーマーと化しました。失礼。


続きまして刻印です。
シェリダンスタイルでよく使われるライン&スカラップベンナーですね♪
スカラップというのは内側の凸凹のことです。
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実際に使ってみました。
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かなり良いです。びっくりするほどスカラップが細かく、まさにシェリダン向きのベンナーと言った感じです。
僕が思うにシェリダンスタイルではスカラップは細かいほうが良いです。

バリーキングのスカラップが一番細かいものと並べてみました。
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バリーキングより細かいです、、この細かさはロバート・ベアード(ブラックツール)並みのものがあります。
ただし、刻印の厚みがあるのであまり深く打ち込むべき刻印ではないと思いますが、自信を持っておススメできる素晴らしい刻印です!
今回は入荷本数少ないですが次回からは在庫を増やそうと思います!

ここからバイクです!
五助屋レザーさんより少なめで(笑)

無事に納車を済ませてきました(^^)
前日熱を出していたのを忘れるほど納車の時間はまだか!とそわそわしました(笑)
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夜もカッコいい!
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それで帰り道、真っ直ぐ帰るよう嫁に言われていたんですが、無理なので無視して隣町の革屋さんホークフェザーズさんにお邪魔させて頂きました!実は僕の嫁のお父さまも行ったことがあるのです。

この辺りでちゃんと店舗を構えている革屋さんはホークフェザーズさんくらいだと思います。
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申し訳ないことに工房まで見せてくださり、またお互い革屋さんならではのお話も楽しかったです。できればもう少し早く行ってラーメン食べに連れて行って欲しかったです!次回はよろしくお願いします(^^)

店内でお話ししている時、なんだか滝のように汗が出ると思ってたのですが、多分風邪のせいです。風邪うつしちゃってたらどうしよう。。

それでウォレットホルダーを購入させて頂いたのですが、、
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僕が作ったウォレットを入れてみたら、、
セット販売されているかのような相性の良さ!
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こんなカッコよくてバイカー目線のしっかりとした確かなバイカーズアイテム作れるようになりたいな、、なんて思いました。
いや、これからは僕もバイカーだから作らなくてはならないのだ!!
頑張ります!

レザークラフト教室は夜間の部開催中です。
Tさん、いよいよバックグラウンドです。細かい作業で疲れますがあと少しです。頑張りましょう!!
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レザークラフト教室のコマ割りについて、
基本的には昼14時から3時間、夜20時から3時間なのですが、夜間の部はお仕事帰りでも通えるように儲けさせて頂いたコースなので多少遅くなっても大丈夫ですよ(^^)


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by tkanno4649 | 2017-10-13 00:09 | レザークラフト工具 | Comments(0)

ニューアイテム!レザースタンプガイド!

こんばんは(^^)

今日はネットショップサイトBASEにて新たにラインナップに加える事になったTandy LEATHER のレザースタンプガイドのレビュー記事です。
こちらのネットショップサイトBASEで購入できます。今回はテスト販売という事で2点のみの販売です。次回入荷は未定です。

こんな感じのアイテムなのですが、
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この商品は中国製です。
中国製は抵抗があるのですが、非常にできがよいので販売を決めました。Tandy社のCraft toolシリーズは全般的に作りが良いです。
ちなみにTandyのCraft toolシリーズは現在はなく60、70年代のビンテージツールとして非常にできがよく人気の高いCraft tool社時代の復刻ツールもあったりして、このシリーズはTandy社商品のなかではハイクォリティーツールという位置付けでラインナップされています。
なので他でよくみる安価で粗悪な中国製工具特有の酷いバリのようなものもありませんから革が変に傷つく事もありません。
ちゃんとした作りな分そこそこの値段がします(^^;)
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ちょっと良い刻印なんかだとちゃんと検品の印が押されてますしね♪
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このガイドはこういう、打ち具をつけて打刻するアルファベット刻印を真っ直ぐに打つための定規です。
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実験的に25mm以内のアクリル刻印や五助屋レザーさんのところの網目模様刻印(90°タイプ)でも使用できましたよ!
応用も効くと思います。
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右上のダイヤルを回し、緩めるとガイドの高さの調整ができ、ダイヤルを締めるとが幅が固定されます。非常によくできた工具です。
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説明書きには最大25cm、最小6.4cmの高さに対応すると記載されています。
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実際に使ってみるとなんて便利な定規なんだ!と思いました。真っ直ぐに打つためにガイドラインを引いたりする必要もありません(^^)

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こんなに真っ直ぐ打てます。しかもアクリルだから透けて革が見えるのも利点です。例えば、淵から2センチのところに打ちたい。というのが容易にできます。
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ちなみに最後のOは90°向きを間違えました。アルファベット刻印あるあるです。。(笑)

打つ際は定規が動かないように、下の写真のように刻印を持っている手の平で定規を固定しながら打つのがベストだと思います。
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次に欠点というか、難しい事です。
真っ直ぐに打つ事はできるのですが、文字の間隔はなんとか不自然でないよう調整しなくてはならないと思います。
こうやって次の刻印を横にビシッとつけて次の刻印を打つという事もやってみたのですが、
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刻印によっては全くだめなものもありますし、例えばKとIだと文字の横幅の関係で距離感が変わってきますからね。
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LEATHERとなんとなく横幅を勘で決めて打ってみました。こちらのほうが上手くいくと思います。完璧な文字の距離感じゃありませんが真っ直ぐに打てていると綺麗に見えますよ。
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という事で真っ直ぐにアルファベット刻印を打つための定規だと思って頂ければと思います。

あと、在庫切れの刻印を補充しました。
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これより、オーダーメイドのほうを進めていきますので刻印などの入荷は今の所予定はありません。人気のベベラ、ラティス、フラワーボーダーは早いもの勝ちですね。今回は入荷本数少なめです(^^;)

それで、色々と販売させて頂いている刻印をご購入くださりました、山形県は東根市でレザークラフトをしているオールラウンドクラフターのAngieさんが刻印のレビューをしてくださりました。人気ブログランキングでは常に僕より上位に食い込む面白く、ためになるブログです。アイテムの作り方を順をおって写真で解説してくださっているので本当に参考になります。あと、毎回登場するニャンコとワンコが可愛い(笑)
僕と同じ感想もあればAngieさんの視点で感じたことなど詳しくレビューしてくださっていますので是非ご覧くださればと思います。

Angieのレザークラフト修行日記
刻印レビューその2

今回は珍しくレザーアイテムの補充もしましたよ。
手の平サイズでコンパクトな、ミニウォレットキーケースです♪
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そのなのとおり、コインケース、札・カード入れ、キーケースの機能があります。
フラップを開けなくてもコインを取り出せます。
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キーケース金具の下はカード・札入れになります。
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ちょっとしたお出掛けのお供にいかがですか?

少し前に試作品を作って嫁に使わせていますが、使いやすいとの事ですよ(^^)

最後にお得な情報です。
もう少しでキャンペーンが終わってしまいます。。
スマホアプリ限定ですが、BASEで10%OFFのクーポンコードが配布されています。
詳細はBASEアプリのトップページからご覧頂けます。
ちなみにキャンペーンコードは 「base300ajo」 です。全商品に使えますのでこのチャンスをご利用くださればと思います(^^)
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by tkanno4649 | 2017-08-28 19:49 | レザークラフト工具 | Comments(4)

カモフラージュの打ち方♪あと、カービングの水分量!

こんばんは( ´ ▽ ` )ノ

福島県福島市の自宅兼工房でひっそりとレザークラフト教室やオーダーメイド販売、最近では刻印販売もはじめましたHandmade leather goods t.kannoです。

只今7月31日までネットカートショップBASEにてサマーセールを開催しているところですが、多くのお買い上げありがとうございます。セール終了までまだ期間があるにも関わらずほとんどの品が売り切れになってしまい大変申し訳ありません。
在庫補充に着きましては現在発注をかけている商品がセール期間中に届く可能性がほぼないので在庫限りとなってしまいますが引き続きよろしくお願いいたします。
クーポンコードは summer
キャンペーン期間中は全商品10%OFF +コンチョプレゼントです♪

何気なく宣伝してくださったり、Facebookやブログ繋がりでご購入くださった皆様本当にありがとうございます。中でも「菅野さんのオススメなら間違えない。」と言われたのが嬉しい出来事でした。
ここで粗悪な某国のツールを混ぜたら1発で信用がなくなるのだ!だから絶対しません。これをしてしまう日本の大手メーカーの気が知れません(笑)
あと、ツールを販売する側は最低でも1回は使って何かの作品を作ってこれだったらOKという事になってから販売して欲しいです。呆れたことに大手は最近これをしないんですよね。。
実際の事を言うと良い工具に国は関係ないんです。

話を本題に戻します。
レザークラフト教室の際、生徒さんに刻印の打ち方を教えさせて頂く際に今まで図で描いてみたりとしていたのですが、見本があった方が良いと思ったのでサンプルを作ってみました。
こういうサンプルは生徒さんにはあげちゃてます♪
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フラワー、スクロール、アカンサスリーフですね♪

このサンプルで説明したいのがカモフラージュという種類の刻印です。
こんな刻印ですね。
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シェリダンスタイルカービングでは内側にスカラプ(凸凹)が入っているものを良く使います。
現在は残念ながら日本製の通常刻印ではない刻印です。近いと言えばC432なのですが、丸みを帯びた凸凹ではなくギザギザです。数年前までは丸みを帯びた凸凹でした。つまり形状が変わってしまったんです。
ついでにSKV463も載せていますが、これも丸みを帯びた凸凹だったのが四角い凸凹に変わってしまいました。非常に残念です。。オススメできない刻印になってしまいました。
これらを僕は加工して丸くしました。上が加工前で下が加工後です。
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なかなか難しい加工でした。
慣れないうちは加工はオススメしません。ある程度慣れてきて刻印の構造や効果が分かってからにした方が良いです。
あと、バリーキングなど見本となる刻印を手に入れてそれを見ながら加工すべきだと思います。

早速手順を追って説明していきたいのですが、その前によく質問を受ける「適切な水分量」です。
言葉で説明するのは難しいのですが、ハーマンオークツーリングレザー使用時でサラッと説明したいと思います。
この状態から霧吹きやスポンジで濡らします。
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全体を3回くらい均等に補水してから周囲に少し多めに入れます。
こんな感じの色になるのが目安です。ちょっとエイジングしたような色付きです。
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季節にもよりますが夏場は数10秒で落ち着きます。こんな感じです。
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この際、手のひらで触ってみて、しっとり感を感じられたらOKだと思います。

それで実際に革に刻印を打ってみてこんな感じに色付けば良いですね♪
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もし、色付かない場合は水分不足です。
あと、作業をしていくなかで印影が薄くなっていくのを感じたらその度に水を入れてください。

この際も端は乾きやすいので少し多めに入れてください。

革の種類によっても変わってくるところがありますが、印影がハッキリとつくか?つかないか?で判断したら良いと思います。
なお、カービングに適した革は水分がしっかりと入るという事が必要条件なので、適した革はシェリダンスタイルカービングであればハーマンオークツーリングレザー、その他であればヌメ革、タンローです。
サドルレザーは水分が入るのであればカービングは厳しくともスタンピングくらいはできると思います。

以上です(^^)

本題に戻します。
カモフラージュの打ち方です。
まず先に言いますが、僕はカモフラージュが苦手です。
なぜかと言うとシェリダンスタイルカービングではほとんど使われない。使ったとしてもさりげなく打つ程度の刻印だからです。
実際に僕はカモフラージュを全く使わない時もあるほどです。
僕のイメージだとカモフラージュを多用するとクラシックな感じになると思います。あと、全体的に柔らかな雰囲気。
それは唐草模様やアリゾナスタイルでは全てのツルに打つくらい多用されるからなんだと感じます。

それでは写真を交えながらの説明です。まずはスクロールから。

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この様なスクロールを真っ直ぐにしたとします。
こうなります。
打つ箇所は外周です。内周はないと思ってください。
下に線を引いていますが、ツルに対して水平です。
外周にうちますので、カモフラージュの左の爪先をカットに合わせるように打ちます。
こんな角度です。
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するとカモフラージュははみ出まです。。そういう刻印なんです。
次にベベラを打ちます。
するとはみ出たカモフラージュの跡が消えますよね♪
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唐草模様の場合この順が基本ですが、はみ出さない様に打てるのであればベベラが先でも構いません。僕はシェリダンスタイルカービングをする際はベベラを先に打っています。

これを踏まえながらスクロールを作ってみます。

スクロールの先端の丸を表現するのにもつかいますね。
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カモフラージュは少し離して打つと綺麗に見える刻印です。

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あとはペアシェイダー、ベベラ、バックグランド、デコレーションカットで終わりです。
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個人的にはベンナーを細かく刻むスクロールが好きです。

次にアカンサスリーフです。
リフター、ペアシェイダー、ベベラ、ストップ、ミュールフット、リーフライナーまで打ちました。
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ベンナーを打ちました。
ベンナーはカモフラージュと逆で細かく刻むと綺麗に見える刻印です。
(今回ベンナーを打った箇所にカモフラージュを打つのは無理です。)
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そしてカモフラージュ、やはりここも外回りのカーブに打ちます。
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デコレーションカットで終わりです。
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ちなみに僕の場合ですが、シェリダンスタイルカービングの際はアカンサスリーフにカモフラージュを打ちません。
今回はペアシェイダーとベベラをプレーンにしてみました。少し雰囲気が変わって良いですね(^^)

最後にシェリダンスタイルによく出てくる、シェリダンローズとも呼ばれるスタイルのフラワーです。
カット
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リフター
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花の周囲をペアシェイダー(縦線)ですり鉢状にします。
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僕はあまりフラワーにカモフラージュを入れないのですが、入れるときはこの次に入れています。
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先ほどカモフラージュは離して打つと綺麗に見える刻印と言いましたが、ここは例外です。
刻みます。
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花の中心から徐々に弱くなるように打ちます。
そこからはペアシェイダー
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ストップ
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デコレーションカットで終わりです。
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この写真で仕上がり具合をパッとみるとデコレーションカットが花の中心まできているように見えませんか?
マクロ撮影しました。
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あんまりギリギリまではカットしていないですよね♪
カモフラージュを打つとこういう効果が期待できるのかもしれませんが、これは縦線のペアシェイダーで作ったすり鉢状の線でも出せる効果です。。
なら、なんで使うんだ??とか考えながら打ったり打たなかったりと見比べて実験している最中です。
今の所ですが、僕の中では気分次第でたま〜に打つ感じです。だから苦手なのです(笑)

決まりはありませんので自分好みを探してみてください(^^)

おまけ♪
五助屋レースメーカーで作ったレースをカマボコ状にするマシーンを製作中です。
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こういう工具みたいに試作に試作を重ねて工具を考案した職人さんが実際に自分が使っている工具は有無を言わずに信用できるし、こうして欲しい。なんて言う1ユーザーの声もキャッチして生かしてくれるのは本当にありがたい。


そんな五助屋レースメーカーで作ったレースをこのようにしたいのです。
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タミヤの遊星ギアモーターで速度を100/1に落としてトルクをあげています。
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構造的にはモーターの先に砥石ビットをつけてその下の台の溝をくぐらせてカマボコ状にするというもので、これが試作1号
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改良版では、砥石を荒いものに変えて、この形状のビットだと反対側に受け軸を付けられない都合上砥石の手前に受け軸を追加しました。
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多少安定感が増し、ビットのブレも少なくなりレースの送りも良くなりました♪
さー、ここからどうなるか??

久々に真面目にブログを書いた気がします(笑)


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by tkanno4649 | 2017-07-28 19:55 | レザークラフト工具 | Comments(6)

ダメな刻印を使える刻印に変える実験!Leather Crafter&Saddlers Journal に掲載されました!

こんばんは( ´ ▽ ` )ノ

福島県福島市でレザークラフト教室やオーダーメイド製作をしております。Handmade leather goods t.kannoです。

工房が地獄のような暑さになっております(^^;;
製作に没頭して熱中症にならないよう気をつけなければです。皆さんも気をつけてくださいね。

まず、Leather Crafter&Saddlers Journal ですね♪

今年のWorld Leather Debut でブルーリボン賞を頂きましたので作品が掲載されました!
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ここ最近、中国勢の勢いがすごいのですが日本の作家さんも負けていないと思います。
しかしながら僕自身はあまりの中国の作家さんたちのレベルの高さにショックを隠せずにいます。若者層を中心としてとにかく盛り上がってるんです。良い作品を作るということに対して非常に真摯で純粋な姿勢を感じます。本当にすごいですよ。。

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この雑誌本当にオススメです!
レザーカービング愛好家の皆様ならこの雑誌に掲載される事を夢見る方も多いと思います。
レザーカービングを始めたばかりの頃は叶わぬ夢だと思っていました、、(^^;;
日本の雑誌には数回掲載された事がありますが、この雑誌に掲載される事は僕としては格別な思いです。名前がしっかり載っているのも嬉しいです(^^)
昨年も掲載されましたが、今回は一位として掲載されたので喜びもひとしおです。
いつか表紙を飾りたいと思うのですが、アメリカでの僕のカービングの評価はまだまだ低いので更に頑張らなければです!!
これでWorld Leather Debut 2017に関するイベントは全て終わったと思います。今年は昨年と違いトラブルもなくスムーズにいって安心しました。
帰りの便はFedexにしました。USPSはやはり怖いです。去年の行方不明事件のトラウマですね。(笑)
来年も頑張ります。

次のコンテストは10月のフェデレーション(International Fdederation of Leather Crafters Guild(IFoLG))です。今年のホストギルドは僕が所属しているテキサスのローンスターレザークラフトズギルドなのでショーに参加したかったです。訳あって現地にはいけず残念です。関係者の方々には伝えているのですが、心身ともに健康でありたいといつも思いますが治る見込みがないので仕方ないです。。
現地に行けないぶん他の方法で協力する事になっていますので少しでもお手伝いできるよう頑張ります!!

続きまして、ネットカートショップのBASEで販売させて頂いております刻印なのですが、一部入荷しました。次の入荷は1週間後を予定しています。
今回新たにラインナップに加えた刻印はダブルロープバスケット(Hide Crafters)です。
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打ってみた印象は私感ではありますが、他のハイドクラフターのバスケットスタンプより若干ではありますが印影が薄い印象があります。
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でも、日本製ではない刻印ですし、刻印の構造としては非常に良い作りなので非常に取り扱いやすい刻印です♪
価格の差とかを考えると比較してはいけないと思うのですがバリーキング刻印と比較してみました。
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そんなに言うほど悪くないような気がしてきました(笑)
あとこのくらいの大きさのスタンピング刻印だと木槌なら大きめなもの、モウルであれば日本製だとMサイズ、海外製のモウルだと20ozくらいの重さが欲しいですね。打ち具があまりにも軽いと本当にうす〜い陰影しか出ません。これは他の刻印でも言えることです。
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話かわりますが、写真の撮り方が下手過ぎですね。。
ブログの写真はほぼiPhoneで撮影しています。

写真加工なんて知らないのでそのまま掲載しているのですが、iPhoneで撮った写真とデジカメで撮った写真との色合いが違いすぎます。。
BASEの方に載せている写真は極限までマクロ撮影をするので安い物ですが1センチまで寄っても焦点の合うデジカメを使っています。
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ISOとか絞りとかの設定は全てオートです。昔写真が趣味でしたが最近のデジカメのことはちっともわかりません。
照明の当て方とかも研究しなきゃですね(^^;;

あと、なんとなくダメだろうな?と思いつつも入荷してみたジオメトリックスタンプ、、
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ダメダメです(笑)
やっぱり、、と思いました。中国製でも良いものがでてきているだけに残念です。
しかし、ここまでしっかり刻み込まれていると販売の際の後ろめたさはないですね。販売する気はないですが(笑)
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模様自体は面白いのですが、のっぺり〜んとした感じです。
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刻印の形状がこんなだから当たり前ですね。溝がなさ過ぎで線だけつける事しかできません(^^;;
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なんですが、この刻印、各所に120°の角度があるんですよね。だったら、これいけるんじゃないかな?と思って使ってみたのは、五助屋レザーさんのところで販売されている網目模様専用刻印です。
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実験中、どこに打ったら良いのか?が分からずに、
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色んなパターンを打ってみたのですが、規則的であれば多くのパターンが可能だという事は分かりました。ただ、間違えずに打つのが難しい(^^;;

今の所、一番間違えにくい打ち方はこんな感じかな?と思っています。
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線の付いているコーナー3箇所に合わせて打つ方法です。
だめかな?と思う刻印でも今回のように刻印を正確に打つためのガイドラインと考えると急に使える刻印になる事がありますね。
引き続き他の刻印でも実験したいと思います(^^)

あっ!そうだ!刻印の販売に際しては一本一本試し打ちをして検品をしていますよ♪
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その際に使うレザータグ作りはレザークラフト万能機ALL-2000が大活躍!
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こんなにコンパクトなのに硬めのハーマンオークツーリングレザーでもサクサク抜けます。
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抜き型は革のロスも少なくて良いですね(^^)
ちなみにALL-2000に貼っているかっこいいステッカーは秋田県仁賀保市にショップを構えるKnc Leather Factoryさんのですね♪
僕はコンチョ作ってもらったりすることもあるのですが、とにかく全てにおいてかっこいい!こういうセンス欲しいのですが僕には無理ですね。

あと、先日発売されたばかりの五助屋レースメーカーなんですが、レースの最終仕上げとしてローハイドクリームをつけてから適度な溝(自分好み)のついたウッドスリッカー状のものでかまぼこ状にすることでレースとしてのクオリティーが上がるんです。
だから自作すると良いいと思うんです。ただ、硬い木で作ろうとすると大まかな形状を作るだけでも一苦労なんですよね、、電気工具持ってないと辛いと思います。
そんな中、ここら辺をフィードバックしてくれた五助屋レザーさんが大まかな形状まで仕上げてくれた黒檀のウッドスリッカーを販売開始してくださりました。10ミリ幅と15ミリ幅が発売されてます。なんだ!この激安価格は!と思いました(笑)
僕はどちらも購入してみました。到着したら自分好みに加工してみたいと思います。
電気工具を使わずに加工する方法もブログで紹介してくださっているので参考にしましょう!


おまけ♪
いつもお世話になっている。田村市、あぶくま洞の近くに工房を構えオーダーメイド製作、レザークラフト教室、イベント出展など精力的に活動されている。革工房stemkin leathersさんが遊びにきてくださりました。

これまた僕にはないセンスの持ち主で言葉にするのが難しいほど独特のスタイルです。ホームページをご覧ください(^^)
福島駅西口のカルチャーセンターで「おしゃれな革小物教室」の先生をしているので帰りに寄ってくださるのです。嬉しい♪
お土産ありがとうございました。高級品でびっくりしましたよ!
もう食べ終えたので写真はなしです(笑)

そして、無理やりギターを弾いて聴かせる(笑)
かっこよさげな写真撮ってくれてありがとうございます♪
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現在、なんとなく弾けてる感を醸し出すパワーコードのみでできるかっこいいリフを研究中です。趣味なので「なるべく楽をして、かっこいい!弾けるんだ!」と思わせたい(笑)
でも早弾きとかアルペジオはできるようになりたいです。延び延びになってしまっていますが、福島市でもっとも熱いアイヴィー楽器のミュージックスクールには通いたいです。
7月31日まで大決算セールが開催されているのも見逃せないですね!stemkin lethersさん、あと嫁!今がチャンスです!!

最近レザークラフト教室の写真をあげていないのですが、やはり教室に通っている生徒さんだけに教えたいというのがありますね。。
参考書に載っている図案ですが、こういうのは見本として無料でお渡ししています(^^)
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さらにおまけ♪
病院で髪の毛が増える?薬を処方していただくことになりました(笑)
保険適用外なのできついですが、これで生えてきたら万々歳だ!!3ヶ月〜6ヶ月の継続で効果が出てくるらしいです。なんとなく髪の毛が増えてきたんじゃない??と感じたら増毛ではないことだけは知っておいてください。マイ髪の毛ですから!!(笑)


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by tkanno4649 | 2017-07-15 18:37 | レザークラフト工具 | Comments(0)

海外の刻印を色々と入荷してみたのですが、、

こんばんは( ´ ▽ ` )ノ

ここのところ革のほうは教室とオーダーメイドの打ち合わせ以外作品を作ってみたりとかはあまりしていませんでしたが、iPhone7のケースを作ってみました♪
革はブライドルレザーです。
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それで今回は両面テープでとめてみました。
ちょっと特殊なテープなのでしょうか?ヤフーショッピングでは販売されていました。
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ブライドルレザーはロウがのってますし、すぐ剥がれるんじゃないかな?なんて思っていたのですがかなり頑丈に接着できてびっくりしております。
端のほうが少し剥がれかけても再度つけてみるとしっかり接着されます。接着力があまり落ちないようです(^^)

それで本題の刻印です。
あまり革を触っていなかった間何をしていたかというと、海外から工具や刻印を取り寄せては使用感を確かめてみたりと実験的なことばかりをしていました。刻印以外のものも相当買ったのですが散財で終わってしまいました。

個人的にいいな。と思うものを個人輸入して販売しようなんて考えていたんです。。

写真のものはハイドクラフター刻印ですね。今は存在しないメーカーなのでシルバークリークレザー社が引き継いでいるものと思われます。
日本にはない種類のものが多く、バリーキング刻印などでは同じような模様ではあるが、精度については通常刻印とバリーキング刻印の中間くらいだと思います。
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とはいえ、実際に使ってみないとわからないと思ったので個人輸入してみたのですが、刻印の作りは明らかにどれも同じにも関わらず、ハイドクラフター、US STAMP、日本の通常刻印の様なX517という表記で統一感がなく精度もまちまちです。

20本くらい買ってみて、良いかな?と思ったのはこのくらいです。
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こちらは見た目ほぼ同じに見えます。
左が今回買ったもの、右がバリーキングです。
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見た目はかなり近いです。でも連ねて打ってみると明らかな違いを感じます。こまかなところですが比べると気になります。

一本だけChinaとの表記、、正直だな、、と思いました。
最近中国製でもほんの少しですが良い物もでてきたので、少し期待したのですが今回はダメなほうでした。
精度や印影については日本の通常刻印のほうが明らかに上です。
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左が中国製、右がクラフト社の通常刻印です。

この刻印に限らずピンボケみたいに見える刻印はあまり良い刻印ではないと思います。
「カタログやネットショップで刻印の画像をみて、これは写真撮るの下手でピンボケになったのかな?」とは思わない方がいいです。ピンボケの様な印影しかつかないと思ってください(^^;;

通常刻印に関してはクラフト社のものが世界一だと思います。

ただ、そのできのよいクラフト社の通常刻印、、廃盤に次ぐ廃盤で数が減ってしまいましたね。。
面白い刻印も需要が少ないと廃盤になってしまうんですね。年々カタログの刻印ページが減っていって悲しいです。

その点アメリカだと多少数は少なくはなったものの日本よりは種類が多いです。先ほども言ったのですが通常刻印についてはクラフト社のほうが良いのですが、、
でも日本にはない、バリーキング刻印ではあるけど、バリーキング刻印買うのはキツイなんて方でもその中間くらいで楽しめる面白い刻印を仕入れて販売しようなんて考えたんです。

でもダメそうです。。
半分以上が納得できるものではありませんでした。良いものとイマイチのものとの差が激しい、、あとどこで作られているかもわからない。

刻印知識を生かして少しは商売的な事をしようと思ったのですが僕にはちょっと無理なのかもです??
この刻印を使ったアイテムを1個も作ってないのに販売するのは悪い事をしているような気がしてしまいます(^^;;
迷いますね。。新しいことをやろうとすると大抵うまくいかないものです。


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by tkanno4649 | 2017-07-04 17:55 | レザークラフト工具 | Comments(0)

【検証】五助屋レースメーカーの使い心地!

こんばんは( ´ ▽ ` )ノ

今週末からまずは教室から再開させて頂きます。サボっていたぶんを取り戻さなければです。生徒さんたちには長らくお待たせして申し訳ない気持ちです。ここまでワガママ言っても見捨てられないのが不思議でなりません。皆さんの暖かい心に甘えっぱなしも良くないと思うので頑張ります!

早速ですが、五助屋レースメーカーを実際に使ってみましたのでレビューを、、
一言で言うと非常に簡単です。
でも、こうしてもらいたい。というのもあったのでそれも書いてみました。

では、五助屋レザーさんのブログ(取説)を見ながら実際の作業をしてみました。

まず机にセットですね。密かにピカールで軽く磨いてピカピカにしてます。
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今回は同梱してくれた直径8センチ、厚み約1.8mmのちょっとパリッとした革です。このくらいがレース作りにぴったりかな?とは思うのですが革の種類はわかりません。失礼(^^;;
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今回は幅3ミリ、厚み約1mmのかがり用レース紐を作ってみようと思います。

それでは早速、切り出してみます。

こんな感じで幅を決めるのですが、これはあくまで目安ですね。取説のとおり少し広めにとったほうがいいです。
ここで自分の欲しい幅より細くなってしまうとリカバリーがききません。
約4ミリとってみました。
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実際に切り出してみると、約3.5ミリ幅でした。やはり定規と刃の間隔は目安ですね。
この誤差は革の硬さで変わってくるのかもしれません。革って伸び縮みがありますからね。
ここでちょっと迷ったのがガイドをどこに持っていけばベストなのか?ということでした。
とりあえず今回は水平にしてみました。
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このまま一気に切り出します。真横に引っ張れば良いです。

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それでは切り出します。
ここら辺をちょっと押さえると安定するような感じがします。ゆっくり切り出してください。あと、ちょっとでも引っかかる感がある時は刃の切れ味が落ちている証拠だと思うので交換してください。
いかに本体が良くとも刃に切れ味がないと本体が求める機能が発揮されません。

長さ約120センチのレースができました。思ったより長いレースができると思います。あと、この段階だと見ての通りレースがまっすぐではありませんが作業を進めていくとまっすぐになっていくのでご安心ください。
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この段階だと幅が約3.5ミリなので幅の調整をします。
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約3ミリ!こんな感じでしょう。
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次に厚みの調整(漉き)ですね。
約1.8ミリ、これを約1ミリ厚に落とします。
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これも一気にやらず様子を見ながら漉いたほうがいいと思います。
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この作業、、気持ちがいいです。一番良くできているところだと思いました。かなり正確に漉きけます!
これ漉きクズなんですが途中で切れませんでしたからね!
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再度調整の漉きです。
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もう少しかな?なんて感じで幅を決めて漉くと、約1ミリのレースができました。
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次にベベリングです。
分かりやすく言うとレースのトコ面両サイドをヘリ落とし、若しくは斜め漉きするような感じです。
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ベベリングモードにセットしました。
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あとは幅を調整して決まったら引っ張ってトコ面の角をとっていきます。
銀面まで達しないようにしてくださいね。ゼロ漉きにならないように。という事です。
この作業はちょっと慣れが必要だと思います。
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これでレースメーカーによる作業は終わりですね。
この頃にはレースは真っ直ぐになっていると思います。
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今回はレースを濡らして溝をつけてある木で銀面をかまぼこ状に形成していきます。銀面両サイドの角を丸めるイメージです。
別に硬い木じゃなくても良いです。凄く溝の浅いウッドスリッカーのような溝があれば大丈夫です。
この工具作って販売したら売れるんじゃないかな?なんて思うので是非検討して頂きたいですね。 なかなか簡単に作れるものじゃないと思います。例えば色んな幅の溝が付いているものとか。。
僕は販売しないですよ。だって木は専門分野外ですからね。自分用は作りますが販売できるレベルのものは作れません(^^;;
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この作業の際何を塗ったら良いのか?たしかローハイドクリームだったと記憶しているのですが?あってますか五助屋レザーさん?
あとどこで販売しているのかわかりませんでした。販売してくださると嬉しいです(^^;;

完成です!3ミリ幅、厚み1ミリのかがり用のレースが完成しました!
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初めてで狙ったサイズのレースができたと言うことはよいレースメーカーという証拠ですね。
今のところ不具合は全く感じません。
あっ、そうだ!ダイヤルゲージは必須ですね。
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色々書いてみて思ったのですが、五助屋レザーさんの取説と同じ内容の記事書いてるな?と思い、こんな僕のブログ読まなくても五助屋レザーさんのブログ(取説)読めば良いじゃないか?と思ってしまいました。

でも、「開発者とユーザーが同じことをできた。めでたしめでたし(^^)」という締めくくりでよろしいでしょうか?
レザークラフト界トップクラスのクレーマーによるレビューでした。失礼しました。(笑)

「オーダーメイド製作してお客様の反応がないとビビる。。」

レザークラフトあるあるだと思います。

工具作っている方も同じ思いでしょう。きっと不安で震えているはずです。←五助屋レザーさんのブログに書いてあったから本当にこういう心境なんだと思います(笑)

早くも海外からの良い反応もあるのでいずれはこのレースメーカーに商品名や開発者などの文字を刻みこんで欲しいです(^^)

続きまして、
昨年と今年作ったホルスター、、日本の雑誌、ネット情報と勘で作っていました。。
早くこういう本場の参考書買えば良かったです(^^;;
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あと、一緒にWORLD LEATHER DEBUT の賞金が来ました。何を買おうか?レザークラフト関係に決まってますが(笑)
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by tkanno4649 | 2017-06-20 00:01 | レザークラフト工具 | Comments(0)

五助屋レースメーカー!あと、たまっていたレザークラフトネタ!

こんばんは( ´ ▽ ` )ノ
福島県福島市で自宅に工房をかまえてレザークラフト教室、オーダーメイド販売、修理などなどをしているHandmade leather goods t.kannoです。

↑皆さんのブログを読んでいるとこういう感じの書いてるし、意外と僕がどこに住んでるのか知られていない事実を知ったので今後書いてみます。

コンテスト後の燃え尽きが激しく教室、オーダーを暫く休んでいるのですが、その間もオーダーが溜まる一方で教室も待ってもらっていてなんだか休んでいて悪いような気がしてますしあまりにもオーダーをためてしまったので流石にそろそろ本調子に戻さなければと思っています(^^;;
現在工房の整理整頓中です。少しずつ通常営業に戻していきますのでご迷惑をおかけしますが今しばらくお待ちください。

早速本題ですが、
五助屋レザー、ロードプランニング社共同開発の五助屋レースメーカー届きました!!
早くも予約殺到のようで初回ロットはあっと言う間になくなったそうですが、焦らずとも通常販売されると思います。
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初回ロットがどうしても欲しくて予約してからの購入です。
様々なレース切り出し工具を持っていますが、既存のレースメーカーとは明らかに構造が違いますね。あと余分を極力なくした非常に合理的な作りもいいです。お財布にも優しい。
あと、これ一つで「レースの切り出し」、「ベベリング」、「レースの厚み調整(漉き)」の3つができます。
使い方はこちらから♪
ベベリングとは簡単に言うと、レースのトコ面両サイドを斜め漉きしてレースをかまぼこ状にする事です。市販のかがり用のレースは気が利いたものだとこういう処理がされてます。利点はかがったりブレイジングした時「レースのコバがほとんど見えなくなる事です。」

ベベリングなし
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ベベリングあり
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どちらもメキシカンバスケットウィーヴでかがっています。レースの太さの違いはありますが、ベベリングあり、なしの違いはよくわかりますよね。

あと手にして初めて分かることは(あんまり気がつかないところかもしれませんが...)要所要所の形状、角度、曲線、多分0.1mmの世界だと思うのですが、ミスらないように工夫されてますね。革が変なほうに逃げたりしないです(^^)
あまりテクニックを必要としない、素直で癖のない工具です。

まだ手に入れてわずかなので、使っていって気になる点があったらそれも書いてみようと思います。初回ロットだからなにかしら製造者側が気付かない事もあるのでは?と思いますからね。

今の所あえて言うのならば肝心なところ以外の研磨が荒い。C型クランプ使わないで簡単に机に固定できるといいな。くらいですかね?
まぁ、これをやってしまうと価格が上がってしまうのは分かっているので高望みかもしれません(笑)
あっ!そうだ、工具の名前とかメーカー名を彫り込んで欲しかった。これは是非検討して頂きたいです。

僕は工具なんか全部自分のお金で買ってますから納得いかない部分があると直ぐにいいます。これをよく捉えてフィードバックを生かしてくれるツールメーカーにはガンガン言います。

五助屋レザーさんって多分ガンガン辛口評価すると喜ぶタイプだと思います(笑)

クレームと捉えられてしまうところには時間の無駄なので言わない事にしています(^^;;

続きまして、ネタがいっぱいあるのですが、昨年の9月にオハイオ州で開催されたIFoLGのコンペで1位取った時の証明書がやっと届きました。
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連絡し続けていたにも関わらず9ヶ月もたってしまっていてこれ以上アメリカのギルドのメンバーに迷惑かけたくないと思って諦めかけていたところに届いて嬉しかったです。やっぱり証明書は嬉しいですよね。
アメリカのギルドの皆さんありがとうございました。
Thank you for your cooperation :-)

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なんか飾ってみると箔がついた感じしますしね。技術はそんなに上がってないのに(笑)

それからこんなのを買いました。
コンプレッサーですね。完全に五助屋レザーさんの影響です(笑)
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それで、早速刃物の館やすらぎ工房さんのラウンドナイフケース製作時に使ってみたのですが、、
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苦手、でも大好きなオークリーフ♪
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染色後、久々なカービングダイ クリアを、
ちなみに背景のカービングは岡田明子さんのものです。SEIWAのカタログに出てくるカービングも密かに岡田さんのものだったりします。
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それで完成品がこれ、、
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エアブラシでコントラスト出したのが完全にわからなくなりました。カービングダイクリアは染色プラスサビ入れなのでコントラストが染色の色に負けちゃったんですね。。普通のアンティーク染めすれば良かったです(^^;;
でも、このカービングダイクリアは時間が経つと染色の色が薄くなる?落ち着く?ので今後表情が変わるかもです。

続きまして色々と購入したもの♪
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でたばかりのゴードン・アンドリューの参考書
お勧めです。こういうアメリカの参考書は高くとも買うべきだと僕は思っています。
トラディショナル、シェリダンスタイルについても書かれていますしアカンサスリーフとスクロールの解説は素晴らしいです。
シェリダンスタイルカービングの図案描きでちょっと躓いている方にもお勧めですね(^^)

本当はアメリカに行って直に作品をみるのが一番だと思うんですけどね(^^;;

他では僕の中ではここら辺の参考書がお勧めです。

クリントン・フェイとビルガードナーのシェリダンスタイルカービング
シェリダンスタイルカービングをするなら必須です。最新の情報だと協進エルでは廃盤になっています。多分入手困難になると思います。
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ボブ・パークのウエスタン フラワー デザイン
これはシェリダンスタイルカービングについて特化して書かれているわけではありませんが、変化をつけるための色々なヒントが掲載されています。
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僕はかなりお世話になっているピート・ゴーレルテキストです。
ツルの流れとかの解説が丁寧に書いてあります。また、ピート・ゴーレルの特徴のあるカービングは大好きです。
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多分この参考書お勧めですよ。というのはLL TOOL のメルマガだったかな?同じような事が書いてあると思います。失礼しました(^^;;

値上がりする前に買ったバリーキングのモウル、10ozの一番軽いティーパーは嫁用です。
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カービングも頑張ってね♪

最後に実験です。
昔ながらのマジック。
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こいつでコバの染色を、
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やっぱりうまくいきました。
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革って書いてありますもんね。

なんですが、貼り合わせて同じ事をやってみたら色が変色しておかしな事になる現象もおきました。ちゃんと色がでたところと変色したところの差はボンドのみなのでそれが原因なのかもしれません?また実験してみます。

続きまして、
水彩画ようの中身が入っていない筆ペンです。
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細いのも買ったのですがこれは購入したなかで一番太いサイズです。
このように水を入れて
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部分的に水を入れるのに使ったり
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染料を入れてバックグラウンド染色の際にも使えるかな?なんても考えてます。
アルコール染料は厳しいかな?こちらも更に実験します。

おまけ♪
WOLRD LEATHER DEBUT の祝勝会を開いて頂きました。いつも良くしてもらっているN◯LAさん、教室の生徒さんのTさんありがとうございます。
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今回入賞した僕とやすらぎ工房の若大将とは3年前からお互い入賞して祝杯挙げたいですね。といっていたので夢が叶って嬉しいです。これで終わりではありませんよね。来年もお互い頑張りましょう!
福島のレザークラフトのレベルは非常に高いと思います。その要因は長年の間違えない知識を持っている専門店である手芸&クラフトひまわりの存在が大きいと思います。
やっぱり教わるならば対面が一番ですよ(^^)


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by tkanno4649 | 2017-06-18 15:52 | レザークラフト工具 | Comments(0)

リフター(アンダーショット)の加工。ALL-2000で激厚コインを曲げる!

こんばんは( ´ ▽ ` )ノ

2009LateのMacminiが限界を迎えました、、
いや、まだまだサクサク動くんですよ。ただ、OSの上限に達してしまったという事です。最新版のiTunesをインストールできなくなってしまったためiPhoneのIOS10と同期やバックアップができなくなってしまっただけです(^^;;

しかし、7年経ってもサクサク問題なくMacは非常に優秀だと思います。ただ、ハード面、ソフト面ともにあまりいじる事は出来ない分機械いじりが好きな方には物足りないのかもしれませんね。僕が昔からMacを使う理由はシーケンサーとして使う事が多かったからです。
ホームページはWinですよ。

来年早々車検もあるので痛い出費ですが買い替えです。今回もMacminiにしょうと思っているんですが2014年を最後にモデルチェンジがないんです。。だから買ってから数ヶ月で新モデルが出る可能性があるのは少し怖いです。。
前回そうでしたからね(笑)

レザーの話題に変わります。
まだエンジンがかかりません(^^;;
教室やオーダーなど今暫くお待ちください。体調は予測がつかないだけはっきりとはいえないのですが、来年からの再会をめどにしておりますのでよろしくお願いいたしますm(_ _)m

ここのところやっていることは、リハビリ的なもの作り、工具の手入れ、休養そして掃除です。
掃除=断捨離、的な感じでいらないものはガンガン捨てようと思います!
リハビリ的にちっちゃなカービングをしてお友達のOさんに送りつけてみました♪
2回目になりますが物々交換です。だれか物々交換しませんか?僕は色んな方としますが楽しいですよ。
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図案はChan Geerさんのものを使いました。
フラワーのフィニッシュカットの所にミュールフットを使っているのが面白いな〜と思い勉強になりました。

次に教室に通ってくださっているTさんのリフターの加工です。
バリーキング製ですね♪
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絶対に必要という訳ではないのですが、ヒールを少し削らないと無駄なところに刻印の跡がついてしまう刻印だと思います。
これは加工前の写真です。
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この状態だと、、
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ヒールの跡が思いっきりついてしまうと思います。。

そこでヒールを適度に削ります。
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写真の撮り方が下手で失礼。ヒールが削られているの分かりますか?
実際に打ち比べをしてみると加工後の効果が一目瞭然だと思います。
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ヒールの跡が消えましたね♪

このヒールが最初から加工されているリフターはLL TOOLSさんでも売っていますよ♪

教室に通ってくださっている生徒さんのみですが、相談の上加工もさせて頂いています。
バリーキング刻印、、一本数千円しますから加工怖いですよね(^^;;
教室に通われている生徒さんのみですが刻印に違和感を感じている方はご相談ください♪

続きまして。
コンチョ作りでもやろうかと思っています。
以前大量に買ったは良いけど、どう考えても曲がらないと思って弾いていた3mm厚以上もあるオールドコイン、、
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ALL-2000でぐいっと♪
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くにゃっと余裕で曲がりました(笑)
僕の好きなロードームです♪
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マジか!と毎回思いますが2トンの力が入るんだから当たり前と言えば当たり前ですね。
それで購入はAmazonとかじゃなくて五助屋レザーさんの所で買うと良いですよ。
↓リンクです。↓

なんでかと言うと、、
革を真っ直ぐカットのできるギロチンカッターとコーナーを丸く綺麗にカットできるコーナー抜きがもれなくついてきます。これは五助屋レザーさんの所じゃないとついてこないです。
しかもお値段そのまま!
ジャ○ネット方式を取り入れたのかな?(笑)

あと、こういう類いの機械には取扱説明書がないです。だから使い方が分らない時聞けるところで買うのがお勧めです。
↑ミシンや革漉き機に関しても一緒だと思いますがこれは重要です。

抜き型、金具取付け、金属加工(コンチョなど)、スタンプ(特に大きな刻印)、穴あけ(菱目打ち、ポンチなど)、銀杏の殻割ったりもできるらしいです(笑)
とにかく出番の多い工具ですよ(^。^)

おまけ♪
昨日お隣さんが引越しをしました。。寂しいものです。
それで今僕の工房周囲の環境はこんな感じです。
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○で囲った周囲50メートルくらいのところに誰も住んでいない。つまり音出し放題!
菱目打ちやカービングはおろか、ギターなんか夜中でもガンガン音だせます!
楽器弾きにきてもOKですよ。ギター、ベース、シンセ、マイク、アンプ、ミキサー完備です(^。^)

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by tkanno4649 | 2016-11-27 22:44 | レザークラフト工具 | Comments(0)

フチに印をつける工具の研究(後編)

こんばんは( ´ ▽ ` )ノ

日本革工芸展の作品製作、その後の燃え尽きでオーダーメイドが滞っていましたが今日になってやっと製作の打ち合わせが概ね終わりました♪
リピートしてくださる方との打ち合わせは本当に話が早いです。種類は違いますが僕が作ったアイテムがオーダー主さんの手元にあるとお互い話が分かりやすいんだと思います。あと、妥協しないで作っていますからその熱意が伝わると次のオーダーの打ち合わせの際「お任せ」と言って頂けます。本当に助かっていますありがとうございます。
いつも通り頑張って作らせて頂きます(^_^)v

それでは本題の方を♪

このブログ記事は前回書いている途中で、かなりくどく長たらしい文章になってしまいそうだな、、すぐ脱線するし、、と思ったので前編と後編に分けて今回で書き上げようと思います。脱線はかなりします(笑)
前編はこちらです。

今回は捻についてです。切り離して書くと説明しずらいので少し手縫いについても触れます。
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先日購入させて頂いたTANIK leatherさんのEdgeStickのレビューも書いてみます。

まず先にEdgeStickから♪
通常のタイプの平べったい金属に溝が入っている捻は内Rがキツイと思います。だから僕はなるべく内Rのキツくないデザインにする癖がついています。
でもこのEdgeStickがあればこの縛りがなくなりそうです。
先端の仕上がり方はかなり精度高いと思います。
この完成度でこの価格は安い!と言うのが第一印象です。
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緑の革をチョイスしたせいか屋号刻印がはっきり写りませんでしたσ(^_^;)
こうやって引いて使うんだと思います。
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内Rもバッチリです♪
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先端の構造をみると左右の段差がありフチが丸くなる一般的にいう玉ネンの構造です。段差がありますがスティックタイプなので右利き、左利きのしばりがないのは嬉しいですね♪
もちろんこれ一本で全て捻入れしても良いのですが大作だと通常のタイプを併用したいところです。
それで通常のタイプの捻だとどの捻に対応しているのか?を検証してみました。
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上からフロンティアのフチ捻、TANIK leatherのEdgeStick、岩田屋の玉ネンです。
(前回昔ながらの鍛冶屋さんなんて書きましたが岩田屋です。なんで名前伏せたんだろうといまさら思いました。これらを購入したさいはメール送っても届いていないと言われてこれは仕方ないな、、と思ってFAX送ったら発送の連絡なんてなしで到着して、納品書というかレシート的なものすらありませんでした。こんなものなのでしょうか?お陰で経費で落とせなかったので自腹です。)

微妙な違いなんですが近いのは岩田屋の玉ネンでした。
フロンティアのフチ捻もフチが玉状になるのですがエッジが立っているのでくっきりとした印象になります。それに対して岩田屋の玉ネンはエッジが立っていないので柔らかな玉状になります。
本当に微妙な違いですが、完成後の全体的な印象は変わると思います。

あと先端の構造をみると物理的には押しても引いても使える形状です。前回も触れましたが押した方が力が入ります。
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それで押して見たのですが持ち手の革が下に下がってしまう感じでこの革巻きだとキツイかな?と思いました。あと金属部分がかなり剥き出しなのでアルコールランプで炙って使うのは怖いです。
金属の材質や厚みなどでも変わってくるので一概には言えませんが、僕の捻の温度の基準は金属の汗がひく感じと鼻に近づけて匂ってムンッっと感じる熱さです。なので結構炙ります。

革巻きをもっと厚めの革にしてそれを後ろまでガッツリ囲うように縫ってズレないようにすれば解消される問題なので、安心して炙ったり、押して使ったりしたければ自分でなおして使えば良いだけなのですが革巻きが可愛い感じで屋号刻印も入っているのであまりいじりたくないです。。
完成度高いと思う工具ってあまりいじりたくないですσ(^_^;)

一ユーザーのフィードバックのような事も書いてみました。こういう新しい工具ってどんどん良くなるものだと思っています(^_^)v

それではここから数ある捻の研究結果にうつります。

今回はフチを斜め漉きして水で濡らさないでフチに段差をつけてみます。
こちらが完成形で様々な実験をしましたのでその詳細を書いてみます。
色んな角度から撮ってみました。細かなステッチの乱れはスルーでお願いします(笑)
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書いてある寸法はコバからステッチラインの距離で
裏はこんな感じで斜め漉きです。
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1.5mm厚の革のヘリを約半分の0.8mmに落としました。

色々とやってみましたよ♪
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1 金口押さえペンチ式(通常エンマやっとこ)
もしかしたら段差つくかも?と思ってやってみましたがあんまり段差ができません。
よく考えたら当たり前です。
表と裏に均等に力が入るから表だけ段差つく訳がありません(笑)
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2 ローラー
これは上手くいくはず!
と思ったのですがいがいと上手くいきませんでした。
もしかしたらローラーのエッジのところがベベリングされていて滑らかになっているからかもしれません。
あとコバから均等な幅を落とす事はまず不可能です。
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3 へら
江戸べらとか言われてる洋裁なんかでも使う何かの骨のへらです。硬さの加減がいいです。
ぱっと見て上手くいっているような感じがしますが強い線がついてしまいました。これもローラー同様コバから均等に、、というのは無理です。
事前にネジねんなどで線をつけておけばOKかもしれません。
頑張ればできるかも!
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4 ウッドスリッカー
レザーメイトさとうオリジナルのウッドスリッカーは後ろ側をヘラとして使えると思います。
特にそういう説明書きはありませんでしたが構造的に僕はそう感じました。
これは僕の使い方のミスもあります。特に左側、、平らな面を水平にコバの段差をつけたいところに合わせて押せば上手くいきました。これも事前にネジねんなどで線をつければいいかもしれません。
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5 フロンティアの押し捻
どうみても1番上手くいっています。
ガイドがあるので当然均等な幅を水平に落とす事ができます。
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最初の頃使い方?先端の構造を理解できていなかったのですが、、通常はこんな感じでしょうか?
がっつり力が一点に入る感じです。
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薄い革の時はこの角度にすれば良いと思います。
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革の厚みによってベストな角度があります!
ガイドがそういう構造なので間違えはないと思います。

6 クリーサー(メーカー毎に名称が様々です)
段差をつけ更にフチを玉状にするアメリカの工具で、体重をかけて押して使う感じなのでがっつり圧がかかります。
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確かに段差がでましたがフチは玉状です。そういう工具です。
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結果こんな感じです。
水平に均等に段差をつける目的であれば、そのために開発されたフロンティアの押し捻が一番です。

なんですが、、ちょっと構造的に気になる事があります。
それは、押し捻が革に対して接地面積が広い分他の工具と比べて抵抗がかかる事です。簡単に言うと滑りが悪いです。
一定の広い幅を均等に水平に落とす工具だから構造的には間違えないですし理にかなっています。
滑りが悪くなる原因の一つとしてタンニン成分が先端につく事が挙げられるのはわかりました。他にもあるかもしれません。
僕はスーベルカッターの刃に着いたタンニン成分をとるのと同様の方法でルージュスティックで成分をとっています。ゴシゴシこすらなくて良いです。ちょっとなぞる程度です。
ルージュスティックの研磨能力なんてたかがしれてます。なぞったくらいで形状が変わる事なんかないです。

長くなりました。

次に捻の種類です。
色々あると思いますが、今回は2つに分けます。
印象についてはあくまで僕の私感です。

1 フチ捻
フチを押さえ、コバを少し立たせるような効果があります。先端の角度は職人さん個々に微妙な違いがあると思います。僕のフチ捻は加工して頂いたもので、その他のフチ捻はその形状に近づけるよう頑張って加工しました。
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写真で少しわかるでしょうか?
断面を図で描くとこんな感じです。
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コバが少し立つような感じで糸が擦れにくくなるのと、キリッとした印象になります。
僕の場合ですが、ビジネスマンスタイルの薄くてスッキリとした感じ、コバから狭い箇所にステッチラインを持っていってシャープな感じにしたのを更にシャープにする時に使います。
だいたいいつもはコバから2.5mmくらいのところにステッチラインを持っていきます。
この幅はクラフト社や協進エルの普通の菱目打ちで大きな穴を開けて縫うとコバがボコボコになります。
菱目打ちを軽く印をつける程度にしてシャープな菱錐で貫通させるイメージです。
僕は火打ちの高価な菱目打ちを使っていますが決して強くは打ちません。火打ちの菱目打ちも強く叩いてしまうとかなり大きな穴が開いてしまいます。
この幅の菱目打ちでもせいぜい2回くらい軽く叩いて印をつける程度です。
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糸も細い穴に対応するようビニモの5番手を使いました。
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上がビニモの5番手で下がビニモMTBの1番手です。太さが違って申し訳ないのですが、縫いやすさから言うと間違えなくビニモMTBです。ただ、ロウを入れるとくすんだ色になるので僕は普通のビニモが好みです。
ロウを入れないミシンだったらあまり影響ないのかもしれません。ビニモは元々ミシン糸ですからね♪

あと、針も細いのを使います。
上がレザークラフト用の細い針で下は僕が使っているのは手縫い針というものです。
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僕は手縫い針No.3をよく使います。本当は更に細いNo.5とか使いたいんですがそこまで腕がありません。針は長い方が楽です。
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手縫い針は先端が尖っているので自分で丸く削ります♪

凄く脱線しました。すいませんσ(^_^;)

2 玉ネン
フチをおさえるとともにフチに玉状の盛り上がりをつけます。
玉状なので特に加工はしていません。柔らかい印象になると思います。
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断面を図で描くと一般的な玉ネンはこんな感じです。
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ちなみにフロンティアのフチ捻と呼ばれている捻は形状的には玉ネンです。
このフロンティアのタマ捻をフチ捻に加工、、なんていうのもできない事はないです。僕も加工できますし以前加工して販売していた方もいますが多分もうやってないかもしれません?
大量生産という訳ではないので凄い大変な作業なんですσ(^_^;)

話もとに戻します。
僕の場合ですが、玉ネンはボリューム感があるように見せたい時によく使います。あとカードケースの入り口などの薄いパーツの装飾は玉ネンです。正確にはフロンティアのフチ捻です。
なぜかというとフロンティアのフチ捻以外は左右の段差があります。だから印をうまくつけることができないんです。
0.8mmとか薄い革に装飾を入れたいのであればガイドとなる方の高さを0.4mmとか削って段差を極力減らせば大丈夫なんですが、だったら最初から段差のないフロンティアのフチ捻を使えば良いと思います。
あと、玉ネンについては柔らかい印象になると言いましたがフロンティアのフチ捻に関しては先端の構造が特殊なので玉状の装飾でありながらエッジの効いた印象になります。つまり「特殊な捻」だと言う事です。

捻に関してはこのくらいであとはおまけです♪
ためたネタは書ききります(笑)
当たり前の事かもしれませんが表側のステッチラインを斜めにすれば裏は真っ直ぐになります。
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またこれも当たり前なんですが、表を真っ直ぐにすれば裏が斜めになります。
ダレスバックの持ち手のところを作った際、両面とも斜め、両面とも真っ直ぐという技法で作ったのですが不慣れでかなり大変でした。もうやりたくないですし、一発で形になったのは奇跡くらいに思っています。

簡単に言うと組み立てたあと、両面から菱目打ちで印を付ける程度に穴を開けて丸切りで貫通させながら縫うだけです。
この上の部分の手縫いがその方法で縫いました。
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左右駒が合うように菱目打ちをしました。
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少しボコボコにあとがついてしまったのは駒が合わなかったり丸切りで上手く貫通させる事ができなくて何度も刺したりした時についた跡です。

また脱線しました。

初心者の方用の参考書だと表が真っ直ぐになる方法で書かれている事が多いです。
たまに使い分けをしますが、どちらかというと僕は表側が斜めな方が好きです。
日本の手縫い鞄の技法だと表側が斜めになると思います。


浅草橋で「バイブル本!」と言うポップをつけて販売している革屋さんもありましたよ。
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凄く勉強になる本です♪

最後に、

レザークラフト教室の生徒さんのネジねんを加工させていただきました。自分なりにベストだと思っている形状です。
最近のネジねんはやたらとぐらつくのでなんでだろう?と思って加工の都合上分解させて頂いたところ原因はすぐにわかりました。
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こんな状態の付け根がボンドついているところまでしか刺さっていませんでしたσ(^_^;)

あっ!そうだ!
教室に参加してくださっているTさん、、
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五助屋レザークラフト教室受講歴あるんです。
教室で作ったカードケース見させて頂きました♪
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ちなみに僕はまだお会いした事ありません(笑)
今年は東京にいく機会が多いので絶対遊びにいきます。よろしくお願いします(^_^)v

まだネタがあるんですが次回にしようと思ったのですが、最後に1個だけ。

フェイスブックの投稿のコピペです。

Tandyのスーベルカッターを買ってみました。
日本では手に入らないのでアメリカのAmazonです。
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Craft tool社時代の復刻版のような商品ですし、見た感じヨークの形状が僕が思っている理想の形状だったのですが理想ではありませんでした。凄く滑るので安定感があまりなくバレルの重さに対して重過ぎです。
あと、バレルのメッシングが甘いです。
でもヨークの旋回性能が思いの外よくブレも少ないです。慣れれば使いこなせるようになるかもしれません。ブレードもちょっとルージュスティックで研いだら良い切れ味になりました。悪くはないです。

Tandyの製品って台湾製が多いと思っていたんですが、これは中国製でした。でも悪くないです。中国製と一口に言ってもちゃんと作れるところは作れるんだな、、と思いました。頑張って欲しいですね♪

長々と失礼しました。長文ゆえ誤字脱字失礼します。

こんな大変な時にバカなことも書いてます。くっだらない記事だな(笑)と、もし笑ってくださるのであれば本望です。

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by tkanno4649 | 2016-04-22 12:57 | レザークラフト工具

フチに印をつける工具の研究(前編)

こんばんは( ´ ▽ ` )ノ

日本革工芸展に出品したダレスバッグを作った際、フチの装飾の感じを意識しただけでも作品全体の印象が随分と変わるものだな、、と強く感じましたので久々に工具のレビューをやってみたいと思います♪

テーマが大きいので相当長くなりそうです。何回かに分けて書いてみようと思います。

毎回色々な作品を作る中でイメージするものに近付こうと試行錯誤して技法を変えていっています。
様々な革を使うのでその革の雰囲気に合う仕立てをしたいと考えているのですが、なかなか自分の思うイメージに近づかないのです、、
でも、今回のダレスバッグは日本を意識しました。それで日本っぽくなったので今回は成功といって良いと思います。
こういった感じで作品によって自在に変えていけるのを目標にしています♪
目指すはオールマイティーです!

「日本、アメリカ、フランスなどで昔からある工具」
「日本製のアイデア工具」
「近年新たに開発された新しい形状、機能、また加工なしでそのまま使える工具」
「手縫いのガイドラインになる印をつける工具」
「フチを装飾する工具」

もちろん僕の知らない工具や技法もあると思いますが、実践した範囲内で僕の好みも交えて感想を書いてみようと思います♪
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自分の好きな感じや工具の使い心地を模索していたらこんな数になりました。ないから仕方なく作った工具もあります。
よく考えたらもっとありますね♪
もちろんこんなに必要ないです(笑)

まず始めに、手縫いをするのであれば必須な工具、フチから均等な箇所に線をつける工具からレビューしてみようと思います。

本当に様々なものがありますが、「どれか1個!」と言われたら1番のおすすめは協進エル、SEIWAから発売されている「プロ・ステッチンググルーバー」です。

「日本製のアイデア工具」ですね♪

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これは本当に優れものだと思います。

バラしてみました。
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先っぽ無くしやすいので注意です。さっそく行方不明でさきほどやっと見付かりました。昔の工具箱の中でした(笑)

まずはネジねんとして使用する方法
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ステッチンググルーバー(溝掘り)として使用する方法
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ちなみにこのグルーバーはガイドを逆に付ければ左利き用になります。素晴らしい♪
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写真のアングル変ですいませんσ(^_^;)

あとグルーバーのガイドを外すとアートグルーバー
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定規をひいてトコ面の溝切り
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折り目をつけたい時に便利ですね。
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トコ面に溝をつけると段漉き前のガイドラインとしても使えます。
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フチの飾りとして使用したい時はフチと縫い目の真ん中に線をつけて飾りをつけたり
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なかなかいい感じです♪
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あとは、例えばカードケースの差し込み口のところに線を入れたりするのも飾りになると思います。
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とかなりマルチなツールです。

ここで気を付けて欲しい事があります。

「ヤフオク、Amazonなどで販売されているこの機能の他に『ヘリ落とし』の先端がついているもの。。これは中国製の証拠です。形状は似ていますが極端に出来が悪くて、ヘリ落としなんか切れやしないです。」
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↑the 無断転載!!原価いくらするかしらないけどお金儲けのためにこんな粗悪品を世に出さないで欲しいです!
こんな切れる訳がないヘリ落としがついていてマルチステッチンググルーバーなどと題して売っていると思います。
買ってしまった方がいてお預かりして研いでみたんですが、中国製工具の金属特有のギザギザの線、、なぜか消えないんですσ(^_^;)
アイデアは良いと思います。日本製のこういうヘリ落としのパーツがあると良いですね♪

あと、あると便利なのはディバイダーです。
ネジねんでは不可能な幅の印つけや、箱物などどうしてもネジねんやプロ・ステッチンググルーバーでは線を引けないところも引きやすいです。
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それで初心者用の参考書(クラフト社監修)によく載っているヘラ付ヘリ磨き、、
手縫いの線つけとして使うよう書いてあることがありますが無理があります。こんなのでちゃんとした線引ける訳がないです。
直線だったらなんとかできますがカーブはまず無理です。
a0228364_23341316.jpg

名称のとおり、ヘラとしては使えます。
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あと、ヘリ磨き??コバ磨きの事でしょうか?
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スリッカーのような使い方はできますね。使いようによっては玉ネンのように使えますがやはり曲線に使うには無理があります。

あとはネジねんですね。
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縫い線の印付けの代表格の工具のような感じですが、安いのと高いので随分と性能の差がついてしまう工具です。
絶対という訳ではありませんが先端を少し削って段差をつけないと使いにくいです。あと、一般的に販売されているものは右利き用なので左利きの方は大変ですよね。。ネジが死角になって印をつけたい肝心なところが見えないと思います。

左側が値段が高いほうで、右側が普通のネジねんです。
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ちょっと写真だと分かり辛いのですが、高い方は金属が硬く厚みもあります。
安い方はちょっと薄くて柔らかい感じです。あと長いので曲がりやすいです。これが原因で狙いを外す事もあります。

左側のようながっちりとしたネジ捻は高いと言っても4千円くらいだと思います。充分高いですね。。?
僕はもう感覚がおかしいんです(笑)

最後に溝捻です。
上が昔ながらの鍛冶屋さんの溝捻、下がフロンティアの溝捻
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有無を言わさず決まった幅の線をひけます。
僕はコバから2.5ミリのところにステッチラインもっていくのが好みなのでネジねんなどのように毎回幅を変えなくてよい溝捻をよく使います。
こっちの方が仕事が早いです。
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フロンティアの溝捻は1ミリとちょっと太い線がつくので幅のあるヨーロッパ目打ちを使用する際に重宝します。

あと、次回詳しく書こうと思いますが持ち手の形状が違いますよね?
アメリカのこの手の工具って押して使うものが多くて、日本製は引いて使うものが多いです。
もちろん押して使った方が力が入ります。フロンティアの溝捻は押しても引いてもOKです。そういう計算で弾き出された構造なんだと思います。違うのかな??僕はそう感じます。

以上のような工具をレビューしてみましたが、縫い線の印付けに関しては日本製のプロ・ステッチンググルーバーがもっともマルチで性能も良くお手頃な価格で買える優秀なツールだと思います。

昔からあったツールではない筈です。開発した方は凄いな、、と思います。

番外編
その1
菱目打ち2本刃1本、菱錐1本の場合
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このように片方の刃をガイドラインとして縫い目の印付けができます。
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その2
すいません。工具の名前知らないんですが昔からある工具です。
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両端がそれぞれ2ミリと3ミリ幅です。
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こんな感じで2種類の幅の印付けができます。
小回り利いて結構使いやすいです。

今回はこのくらいで詳しくは次回書こうと思いますが、昔からある工具は自分で加工しないと使い物にならない物が多いです。革包丁なんてその代表格だと思います。

切れ味が落ちたらどちらにしろ自分で研がないといけないですが、マックスの切れ味を知らない状態でどうやって研げば良いんだろう??と思います。
どこまで研げば良いのか分からないですよね、、

僕は幸運な事に刃物の館やすらぎ工房さんの近くに住んでいて本研ぎもしてもらっていますからマックスの切れ味を知っています。だから切れ味が落ちたらそれを目指して研げば良いんです。サクッと研げる訳がありませんが(笑)

革包丁に関して言えば「この革って硬いんだな、、」とか思ったらその時点でマックスの切れ味じゃないです。革が硬いと感じるのは錯覚くらいに思っていいと思います。ただ単に刃物の切れ味が悪いだけです。

話逸れましたが、先日昔ながらの鍛冶屋さんのネンを5本買いました。
フチ捻、タマ捻、溝捻です。
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1本2千円程度です。

そんなに高価ではないですよね?
凄く良い素材だとも思います。

ただ、バリが凄いです、、仕上げの研磨なんてされていません。
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要するに買ったあとは自分で加工してね♪
というスタンスなんだと思います。

それで頑張って加工しました。よくわかりませんが硬い金属です。
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だいぶ自分好みになったんですが、まだ微調整が必要です。右側から2番目のフチ捻がいまいちです。。

自分好みというのは見本となる物を持っていてそれに近い形状をだそうとしているだけで特殊な形状ではありません。本物を持っているから加工ができるんです。革包丁と同じ話です。

やっぱり簡単にはいかないですよね、、僕は革を扱うひとなので金属の事はよくわかりません。
出来ないことはないですがプロのクオリティーは出せないですし、何と言っても時間がかかるσ(^_^;)
あと鉄粉が舞うからできれば金属の加工はしたくないです。革真っ黒になるの嫌です。

一般的に物って買ってそのまま使えるのが当たり前だと思うのですが、、

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by tkanno4649 | 2016-04-18 02:58 | レザークラフト工具



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