アクリル刻印が割れる原因は柔らかい、じゃなくて結構当たり前なことを忘れているから、、という研究( ´ ▽ ` )ノ
こんばんは( ´ ▽ ` )ノ
作業効率をあげよう!と思い大胆な模様替えをしていたら取り返しがつかないほど工房内が乱雑になって作業効率が悪くなっております(笑) 乱雑になり過ぎて20cm×20cmくらいしかない作業スペース。。たまに床の上で必死にオーダーメイドのスケッチなどのお仕事をしております。。 それで本題です。 様々な所でアクリル刻印って製造販売されてますよね♪ 使われている方が多いのはきっと使いやすいから、あとコスパなのかな?と思います? 鉄製の屋号刻印を作ってもらった時はデザインや予算で物凄く悩んだのを覚えています、、当時の僕は貧乏性というか、、 「面積で値段が決まるのならいっぱい文字を入れないと損だ!」 と思い、出来上がったものを打ってみたら小さい文字が読み取れないという悲しい思いをしたまま鉄製屋号刻印を頑張って使っては反対に打ったりを繰り返していました。 凄く分かりやすい1枚♪ 同じデザインの屋号刻印、アクリル刻印の方が小さいにも関わらず小さな文字までハッキリとでます。 しかも、鉄製の屋号刻印の半額以下です。 あと、透明なので向きを間違えて打つ事がまず考えてられない。。僕の事だからその内うっかりして反対に打つ事もあるでしょう?(笑) コスパが良く精度は高くなったのは良いけど強度はどうなんだ? 鉄製の方が長持ちするに決まっている!! という事は考えないでしょうか? 確かに素材的にはアクリル刻印の方が鉄製刻印よりは柔らかいです。当たり前ですが、、ちょっと違うと思うので今回はそこを説明してみます。 ちなみにアクリル刻印は活版刻印より強度があります。 活版刻印は叩いて打つのは厳禁だと思います。僕は何回も曲げた経験があります。 それで僕はアクリル刻印を一個割ってしまいましたσ(^_^;) これは僕の使い方が原因ではなく、極々当たり前の事を忘れてしまったからです、、 その前に追記させていただきます。 ALL-2000のレバーを下す際に使う力は物凄く軽い感覚ですが、2トンもの力が入っているのを忘れてはいけないです! 考察していきます。 アクリル刻印の前に普通のカービングに使う刻印。 凄く当たり前の事を書いた写真です。 それで、こうするとどうなるでしょうか? こんな事する人はなかなかいないと思いますが、、 安い刻印であろうがステンレスであろうがこんな打ち方すれば一発で折れます。 これをアクリル刻印に置き換えて考えてみます。 ALL-2000の指示棒の配位にアクリル刻印を乗せてプレスするのはOKですが、、 左下の写真のように極端に中心を外してプレスするとアクリル刻印の面で圧力の差がでますから当然割れますよね、、いくら革に乗っているからといっても革は弾力性があってゴム板や石の様な下敷きにはなりません。 僕はこれをやって割りました。 「アクリル刻印が柔らかいから割れたんだ!」 とは考えず、まず自分を疑いました。 よく考えてみたら左下のプレスの仕方と右下の打ち方は同じ事なんですよね、、極端ですが理屈で言うと同じです。 つまり、プレスする側も土台も平ら、水平でなくてはいけないという事なんです。 面積の広いアクリル刻印は指示棒が中心に来るようにセットした上でALL-2000用の抜き型アタッチメントを使うのも良い方法だと思います。 話戻します。 先ほども掲載した写真です。 鉄製の打刻印 アクリル刻印 これって同じ理屈だと思います。 どっちも割れたり折れたりします。 水平ってかなり大切だと思います。。 最近色んなプレス機をみますが「この構造頼りないな、、水平に打てないよな、、」と感じるプレス機は水平に打てないと思って良いと思います。その感覚は当たっていると、思います。 精度が違うとどのくらい差が出るのか?は以前自作でプレス機を作ってみた事があるので凄く分かります。 以前自作したプレス機です。 これの元は時計の裏蓋をはめ込むプレス機です。 ずいぶん前ですが時計集めが趣味だった頃の残骸を改造しました。 指示棒が物凄くブレます。真っ直ぐプラスできないです。時計の裏蓋はめ込むのに必要な圧力しかかかならい工具ですから当然パワーもないですσ(^_^;) で、集めた時計の方は革や工具に変身しました(笑) 僕なりの考察ですが間違えではないと思います♪ アクリル刻印はやはり便利なので多様しています。打つのが難しい刻印のガイドラインの印をつけるアクリル刻印は秀逸です。 僕が作った訳ではありませんが(笑) もし他にアイデアがあって、「これは流石に無理だろ、、」というのも五助屋レザーさんあっさりやってくれますよ。僕もですが五助屋レザーさんも物理的に不可能なもの以外は断らない主義です。 たとえ今は割りが合わなくとも将来的な事を考えると間違えなくプラスになるという話で共感するところがあります。 僕はついていけないですがレザークラフト工具の技術の進歩はめざましいですね。 きっと多くの方が切磋琢磨しあっているからなんだと思います。 あっ!と驚く工具がこれからも生まれるだろうと思うとワクワクします(^_^)v アクリル刻印を使う際は是非ALL-2000を使っていただきたいです♪ 僕は導入して約1か月ですが失敗率が抜群に下がり作業も効率的になっています。 色んな使い方できるのも素晴らしいところです。 色んな事ができる内の一つ、、コンチョ作り♪ 厚めのコインも曲がります。 今日は暖かかったので庭で日光に当たりながら健康的な作業をしていました。お日様にあたると気持ち良い(笑) ネジが取れてしまい放置していた骸骨さんのコンチョがとろけました。沈没船から出てきたコインみたいです(笑) 安かったから変な素材だったんだろうか? おまけ♪ 嫁がモッキンバード買いました。僕はイエローハート、嫁はペイズリーです。どちらもJr、ミニサイズでスピーカーついててアンプなしで弾けます♪ アンプに繋ぐとモッキンバードならではのぶっとい音でます。 それで、同じギターの様に見える2つのギター、、 右側は僕が自作したものです。 本物の写真見ながら描いたつもりだったんですが並べてみると全く違います。途中から適当に描きだしたんだと思います。 レザークラフト意外は適当な人です(笑) 今日は特注コンチョオーダーしたので完成楽しみです♪ こういうのは得意分野の方に頼むのが一番です(^_^)v 僕が作れるコンチョはオールドコインを曲げたものでネジが真っすぐついてないのがほとんどなので販売できる品物ではないです。たまに気分を変えたい時にまた作ろうと思います。3キロくらい色んな国のコインをかったので、、(笑) よろしければご覧下さい^_^ ↓カートショップサイト 近々アイテムの追加する予定です♪宣言しないと作らない様な気がするので書いてみました♪ 即納品可能商品のレザーアイテムやビンテージ工具を販売しております。また、ご購入頂いた方には個別で技法などのご質問受け付けております♪ ↓ポチッとしてくださると元気が出ます♪あと様々なスタイルのクラフターさんのためになるブログを発見できます(笑)↓ 革・革小物 ブログランキングへ
by tkanno4649
| 2016-01-29 02:16
| レザークラフト工具
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