俺のホビー!!ほぼシェリダンスタイルカービング(゚д゚)(。_。)ウン!

薄い革と柔らかい革のコバ処理の方法♪教室の運営。あと溜まりに溜まった革ネタ(笑)

こんばんは( ´ ▽ ` )ノ

健康診断の結果はメタボ以外異常なし♪←異常ありだろ!(笑)
肩、首、腰の方は鍼治療、ツボ治療、ちょこっと運動などでだいぶらくになってきました(^_^)v

さっそく本題なのですが薄い革と柔らかい革のコバ処理について、久々に工具レビューもやってみようと思います♪
僕はツール製作に携わっていないのでメーカーにこだわることなく僕が持っている工具内ですがなにも縛られるものがなく自分の感想を素直に出せるのが楽です。
例えばクラフト社の社員さんだと協進エルの工具の方が良い物がある、、というのは知っていても自社の工具を宣伝しないといけなくなりますよねσ(^_^;)
賛否両論あると思うのですが僕が実際に使ってみたレビューです♪

まずはコバ処理の道具、ヘリ落としについて少し♪
ヘリ落としじゃない工具も写っていますがこれは後ほど説明します。
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ヘリ落としは上から3本、上から4番目はバリーキングフレンチエッジャー、5番目は普通の革包丁です。

ヘリ落とし
上から1番目はクラフト社のヘリ落とし(千円くらいの)
→なんと研げません。。研げない刃物を刃物と呼んで良いのか??(ちなみに2千円くらいの方は研げます。そこそこの切れ味がでます。)

上から2番目はフロンティアのヘリ落とし
→ほとんどの刃物は最初研いだ状態で売っていませんがこれは研がれた状態で売っています。細いヘリ落としだとダグラスツールなどの高級ヘリ落としもありますが、日本製でまともに0.8mm厚の革のヘリ落としができるのはこのフロンティア製くらいだと思います。先端の形状も良く計算された構造でガイドが邪魔になることもないです。難点を一点あげるとすると鋼材がかなり固いので良い刃をつけるのが難しい(慣れればできます。)。

上から3番目はRon's Tool 薄い革用のヘリ落とし
→高価なだけあって切れ味が物凄く良いです。あと歴史に裏打ちされた構造は素晴らしいと感じます。
あと高級感が半端ない(笑)ただしガイドが厚くその影響で1ミリ厚の革は厳しいです。。
日本でいうところの薄さとアメリカでいうところの薄さの概念の違いなのでしょうか?
少しガイドを削る加工をしましたがもうちょっと削ろうと思います。

次いでこの5本の刃物の構造について。
ヘリ落とし、フレンチエッジャー、革包丁と違う工具を並べていますが、この写真だと上から見える側が刃の裏になります。
革包丁で考えると分かりやすいと思うのですが、裏がしっかりまっすぐ研げていないと表がまっすぐになりません。当然ですがσ(^_^;)

この5本でいうと裏が真っ直ぐなのはクラフト社、フロンティアのヘリ落とし、革包丁です。
バリーキングフレンチエッジャーは裏がギザギザでしたが真っ直ぐにしてあります。
Ron's Tool は裏が真っ直ぐでていなくて筋が目立ちます。この裏を真っすぐにするのは至難の業です。

価格、性能、用途によってどれを買ったら良いものか?と悩むところですが、日本三大メーカーから発売されている1番安いヘリ落としは研げないと言う時点で論外、ヤフオクなどで発売されているヘリ落としは更に論外です。買うのならそれ以上のもの。
その中でも安いものは柔らかい鋼材なので研ぐのは簡単ですが回数は増える。高くて固い鋼材のものは研ぐのは難しいですが研ぐ回数は減ります。
あとは高いものは高いなりの理由があり安いものには安いものなりの理由があるということです。これは使い比べてみないとわからないです。
ハンドルの木材で価格がグッとかわる点もありますが、研げる刃物であれば大丈夫だと思います。

ヘリ落としの構造やレビューは以上です♪

次に薄い革と柔らかい革のコバ処理について。

上でヘリ落としのレビューをしましたがタンニン鞣し革であろうと、サドルレザーなどカッチリした革でも悪い部分(端切れなど)、シワ加工されている革、オイルたっぷりの柔らかい革などはどんなに切れ味が良いヘリ落としを使ってもヘリ落としできません。

あとクロム鞣し革は無理です。コンビ鞣はできるものとできないものがあります。

最近コンビ鞣の革流行ってます??なんか良さそう♪

端切れはそもそも捨てる部分です。
製品には絶対つかわないです(当たり前ですが)。当然コバ処理も上手く出来ませんから。。だったらコバは磨かなければ良いや!と「いわゆる切りっぱなし」にする方法もあると思いますが僕は商品にはしません。端切れは試作に使うくらいです。←あくまで僕の作風です。切りっぱなしを否定するものではありません。

ヌメ革のような背開きの半裁革だと3分の1は端切れになるのでは?と思います。
DS単価が安く大きいけどロスが大きいです。
ちなみイタリア革のようなダブルショルダーなんかだと端切れの部分は最初からカットされた状態(クロップ)で売っているので端切れになる部分がほとんどないです。だから多少DS単価が高くても実はお得なんです。

革の端の自然な切れ目を上手く利用してワイルド感をだすのも良いと思います♪
これはなかなかのセンスと技術が必要だと思います。僕は苦手ですσ(^_^;)

それで柔らかい革はヘリを返せば良いんですよね。
そうすれば磨かなくても綺麗になります♪
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この革はトスカーナです。たまに使いますがイタリア革は素敵ですね(^_^)v

それで薄くて柔らかくてヘリ落としが使えない革をヘリ落としした様に仕上げる方法の紹介です♪

古くからアメリカではある技法なのでご存知の方もいると思いますが、、
布磨きですね。
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ヘリ落としをしていない状態でトコノールやCMCをコバに塗ってからガラス板の上で磨く方法です。

コツはヘリ落しをしていないコバの角を丸めることとコバを磨くイメージで素早く磨く事です。
この作業は力を入れてはダメです。革がよれます!必要なのはスピードです。なので下にガラス板をひいて布の滑りをよくしているんです。

こんな感じになりましたよ♪
ヘリ落とししていないけど角はとれています。
a0228364_17021728.jpg

この革は0.8mm厚です。ここに捻を入れようとするのなら普通のガイドになる部分と線を引く部分が段差になっている捻だとまず無理だと思います。

上がフロンティアのフチ捻、下が玉捻です。
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フロンティアの先端の形状。
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ピンボケですいません。左右段差がないので薄い革に最適です。あと、段差がないので右利き、左利き関係なく使えます。

玉捻
a0228364_17021890.jpg

左右段差があります。(右が高くて左が低い)
なので薄い革には使えませんし、この段差だと右利き用になります。

0.8mmのマチですが問題なく綺麗に捻を引けました♪
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おまけのレビュー
協進エルのヨーロッパ目打ち、、小回り効かないですよね!?
ほんとに試用したりしたのかな??
あと同社の菱目打ちに比べるとかなり仕上げの研磨をサボっている感がありますσ(^_^;)
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右側くらいのカーブは無理ですね、、

さらなるおまけ♪
スーベルカッターのバレル(メッシュのついているところ)が滑るな、、と思ったらダーツのバレルの汚れとり使うと良いですよ♪
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北海道のKさんから教えて頂いたんですが指に吸い付くような感じになります。
完璧に油分が飛ぶ感じになるので分解してバレルだけ浸けてくださいね♪

さらにさらなるおまけ。
いぶしの入っていないコンチョ。
バーナーで青色が変わるくらい炙ってから水にチャポン、ジュッ!とやると少し黒くなるのでそれを磨くとちょっとだけですが燻が入った感じになります。
a0228364_17021989.jpg

お手軽な方法の一つです♪

溜まりに溜まったブログネタを一気に書き込みましたので長文失礼しましたσ(^_^;)

次回は教室の事や最近のお仕事の記事を書こうと思います。

教室の方は始まる前に僕の身内などと色々と話し合いをして受講料、材料費、製作スタイルなど考えましたが実際に初めてみるとこまかなところが全く考えられていなかったり。予想外な事が起きています。
これは僕自身の手際の悪さや不慣れな点が原因だと思うのですが、、頭を悩ませています。

例えば今現在のシステムだとお財布を作りたい!というコースは僕の工房でのオーダーメイド価格を頂いてあとは材料費とか無料で作り上げるまでフォローさせていたただくものと、こちらで用意した簡単なアイテムを基本から学んで頂いて一コマあたりの参加費を頂くという2種類を用意させて頂いています。

前者のコースだとかなりの駆け足で作ってもらわないと割が合わない感じになってしまうんです、、かといって適当な事を教えて早く作ってもらう訳にもいきませんσ(^_^;)

どちらのコースであろうとも基本を1つ1つゆっくり、、というのには変わりがないんですよね。。

これはブレないようにしたいです。

教えからが下手なのは始めたばかりだからであって単なる経験不足だと思います。

教室も始まったばかりですから問題は色々とでてきますね、、やってみないとわからない事だらけです。
続けていけばどうにかなるはずだ!!頑張ろう!!

生徒さんから学ぶことも一杯あるのでこれからもよろしくお願いします!!

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by tkanno4649 | 2015-11-16 17:52 | レザークラフト
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